２０２０年１月号　第４０７号

免疫力を高める法

　免疫力とは

　世の中には生れつき身体の壮健な方もおられれば虚弱な方もおられる。しかし、その人の置かれた生活環境や生き方の影響を受けて、壮健だった方が病を患い早死にしてしまったり、逆に若い頃虚弱だった方が、年を重ねるごとに元気になり長生きなさるというケースも稀ではない。

　いったいこうした個人差はどこから生れてくるのであろうかと思い、何冊かの医学書を読んでみたところ、どうやらそれは免疫力と関係があるようだとわかってきた。要するに人間は免疫力が高まると元気になり、健康体になるのであり、免疫力が低下すると不健康になる、あるいは病気になるということらしいのである。

　心身健康のための最良の心がけ

　免疫力を高め、身心ともに健康になるためには、要は交感神経と副交感神経のはたらきのバランスをうまく調整し、偏りのない体質づくりに心がけることが大切ということになるのだが、ではどんなことに心がけて日々を過していけばいいか。これまた医学書に提唱なさっていることを列記してみよう。

○ポジティブな（前向きな）思考。

○適度な運動、よく歩く。

○早寝、早起きに心がける。

○良質の水をこまめに飲む。

○役割を持って心のハリを失わない。

○深く、強く、長い呼吸。読者（みな）諸賢（さん）、なにかお気付きになられましたか。然様（さよう）、佛立宗の信行に励ませて頂くことこそ最高の免疫力アップ法なのである。

　免疫力を高める法

一、御法門聴聞に心がけるべし。

二、ご参詣に心がけるべし。

三、御供水をどんどん頂くべし。

四、化他のご奉公に心がけるべし。

五、御題目口唱に心がけるべし。

　今年も信行ご奉公に心がけ免疫力アップの御利益を頂き、明るくハツラツとした佛立菩薩としての一年を送らせていただきましょう。

　口唱程（ほど）　不思議に妙な行はなし

　　　　其（その）身（み）はまめに　心かしこに

　　信行は　何より一の　金もうけ

　　　　　無病息災　家内安全

　　　　　　　　　　　　（御教歌）